「みなみ野愛」を語ろう みなみ野フォーラム・レポート

 みなみ駅前にある片柳学園学生寮の食堂スペースをお借りして、「みなみ野フォーラム」を開催しました。
33名の方々が集まる中、「みなみ野愛を語りあおう」をテーマにフォーラムは開始されました。
そのレポートです。
第1部では、みなみ野愛に溢れるゲストスピーカー2名のお話しを聴きました。

 1人目のゲストスピーカーは、宇津貫町生まれ、宇津貫町在住の浦邉智紀さん。幼少のころは野山や川で遊んで楽しい日々だったとの思い出が語られました。その思いも、高校、大学と成長されるに連れて都心への憧れが拡大し、一旦はみなみ野を離れて暮らした時期もあったそうです。ですが、ご結婚して子育てするようになると、子育てするならみなみ野がいいとの思いが急上昇し、ジモトへ戻ってきたということです。
みなみ野で生まれ育った子どもたちが、浦邉さんのように戻って来たくなるようなまちにしていきたいと感じました。

2人目のゲストスピーカーは、沖縄生まれみなみ野在住の三枝由夏さん。こちら通称「ゆかまつ」さんは、「前向きな生き方」をInstagramや対面イベントで発信しているインフルエンサーです。ゆかまつさんのおもしろいところは、古着が好きで自分自身をコーディネイトしている様子を発信しているうちに、「私を古着屋へ連れて行ってコーディネイトして!」と声がかかったり、自撮りが好きでその様子を発信しているうちに、「自撮りの講師をやって!」と声がかかるところ。好きなことをしていると、それが人のためになることに気づいたのだそうです。そのようにして全国の方々とのつながりが広がっていく中、ジモトみなみ野をはじめ八王子市内でも人とつながり、活動を展開していきたいという思いが大きくなってきているのだそう。
幼少期をみなみ野で過ごした経験がない方でも、魅力的なコミュニティーの土壌がある地域づくりをしていきたいと感じました。

 その後はグループごとにそれぞれのみなみ野愛を語り合いました。さらには、みなみ野でやってみたいことも話し合いました。子どもやご高齢の方々のためにまちの要所要所にベンチがほしいという意見や、年末のイルミネーションをもっと多くの人で取り組みたいという意見、そして歌や演奏でつながる地域づくりを考えているという意見など、まちへの思いをベースとした意見がたくさん出て、みなみ野愛をたっぷり深めあう時間となりました。